TOP | 医療・福祉
網膜・硝子体手術を支援する手術ロボットです。近年の医療現場では、顕微鏡等を用いた微細な手術が行われており、術者にも高い技量が求められます。本装置はマスタ・マニピュレータ(操作側)の操作量を40分の1倍にしてスレーブ・マニピュレータ(従属側)を動かすことで、手技を超えた手術精度を実現し、術者のサポートを目的として開発されています。
人間の手が持つ触覚は、掴んだ対象物の硬さや質感を判断するのに極めて重要な役割を担っています。従来の医療機器や手術ロボットは触覚を伝えることができず、画面越しの視覚だけが頼りでしたが、本装置はその触覚を操作者に伝えることが可能であり、従来のロボットによる外科手術では難しかった、実際の手技に近い手術を可能にします。
シンプルな機構と制御方法をコンセプトに、通常の車輪機能の他に、4脚機能も持ち合わせた、不整地移動用車椅子ロボットです。荷物搭載部を常に水平に保つことで、車椅子としてだけでなく様々な用途に応用が可能なプラットフォームです。最先端のテクノロジーを駆使して開発した福祉機器を用いた、身体障がい者競技大会サイバスロン2020にて入賞を果たしました。
TOP | 医療・福祉